2022年12月29日木曜日

【日記】インターネットのプロバイダを乗り換えた話(フレッツ光回線)

記事公開日:2022年12月29日(木)
最終更新日:2022年12月30日(金)


2022年7月末をもって、5年ほど利用してきたインターネットサービスプロバイダー「BIGLOBE(ビッグローブ)」を解約し、同年8月から「OCN」に乗り換えることにした。

BIGLOBEに対しては特に不満があったわけではない。

しばらくKDDI系(BIGLOBE)だったので少しNTT系(OCN)のプロバイダーも利用してみたかったのと、乗り換えることで速度やサービス面、サポート面がどう変わるのか試してみたかった。

特に同年7月1日からOCNがNTTドコモグループ入りし、NTTグループ内の事業再編が実施されたので、今後のNTTへの期待もあった。

まず7月に入ってすぐ、OCNへプロバイダー契約の申し込みをした。

私の場合は既にインターネット回線自体は開通していたので(NTT西日本のフレッツ光ネクスト・マンションタイプ)、プロバイダー契約のみのコース『OCN 光 「フレッツ」』を申し込んだ。

このコース、公式ホームページ内にサービス内容や料金の案内はあるものの、何故かWeb上から直接の申し込みができず、「OCNカスタマーズフロント」というところへ電話で問い合わせるか、チャットでオペレーターに申し出る形になっていた(2022年7月時点の話)。

チャットで問い合わせると、オペレーターが申し込みページのURLを貼ってくれた。

一応Webからの申し込みは出来るが、公式ホームページ内から辿ったり、検索をかけて出てくるような一般的なページとは違う位置づけ?のようで、毎回有人で対応する形を取っているようだった。

ちなみにNTT東日本・西日本のフレッツ光回線とプロバイダーOCNの利用料金が合算できる「OCN 光 with フレッツ」というコースや、インターネット回線部分もプロバイダー部分もOCNが一括して提供する「OCN光」というサービスもあり、こちらはいずれも公式ホームページからの申し込みが可能である。

プロバイダーのみの契約よりも、プロバイダーとインターネット回線がセットのコースの方が、運営側にとって収益性があるから申し込みやすくしているのだろうと思う。

オペレーターから案内された『OCN 光 「フレッツ」』の申し込みページで必要事項を記入し申し込んだ。

OCNの会員証が届くまで数日かかるという。

この会員証にインターネットの接続設定時に必要な接続アカウントやパスワードの情報が記載されているので、届くまではOCNでのインターネット接続ができない。

私の場合はプロバイダーの乗り換えで、乗り換え前のBIGLOBEとのプロバイダー契約があったので、ネット接続自体が途切れることはなかった。

申し込みの3~4日後くらいにOCNの会員証が届いた(7月2週目)。

会員証に記載の情報をもとに、通信機器(ルータ)に必要事項を入力。

最後に接続ボタンを押し、「接続中」の表示が出れば設定完了・無事開通である(入力ミスなどで接続アカウントやパスワードが一致しないと「未接続」の表示となりインターネットに接続できない)。

これでOCNとのネット接続が完了だが、当時進行で現行プロバイダーのBIGLOBEへの退会手続きも進める必要がある。

プロバイダーの場合、「退会」と「解約」は異なる意味で使う業者が多いのでご注意いただきたい。

BIGLOBEの場合、全てのサービスを解約してBIGLOBEとの一切の契約を切ることを「退会」と呼び、一部のサービスのみの解約でBIGLOBEとの契約自体は何らかの形で残す場合は「解約」と呼んでいる(他にプロバイダーSo-netも同様)。

例えば、BIGLOBEのインターネット接続の契約は切っても、メールアドレスは残したいとか、オプションサービスは継続して利用したいという場合は「解約」となる。

私の場合はメールアドレスもオプションサービスも残す必要がなかったので、BIGLOBEの退会を選んだ。

毎月25日までに退会の手続きを済ませると当月中に退会できる。

手続き日が26日~末日だと、退会が翌月末になってしまう。

その場合、翌月までの1ヶ月分のプロバイダー料金が発生するので(退会は1ヶ月単位で、月途中の退会や日割り計算は不可)、退会手続きのタイミングに注意したいところ。

退会手続き前に違約金の発生がないかの確認も忘れずに!(新しいプロバイダーの申し込みをする前に把握しておいた方が良い)

乗り換え先のプロバイダーは、利用開始月の料金が無料になり、翌月から課金開始となるところが多い。

OCNもそのパターンだった。

ただし利用開始月のカウントは、プロバイダーによって異なるので注意。

どういうことかと言うと、プロバイダーへ申し込んだ日を利用開始月とするところと、初めてネット接続を開始した日を利用開始月とするところとあるのだ。

私が申し込んだ『OCN 光 「フレッツ」』は申し込み日は関係なく、ネット接続を初めて行った日が利用開始月となり、接続設定をしない限りはカウント開始されないとのことだった(2022年7月時点の話)。

利用開始月無料の恩恵をしっかり受けるためには、月の初日に接続設定をすること。

そうすれば最大で31日間無料でネット接続ができる。

逆に初めてのネット接続を月の末日にやってしまった場合、僅か1日しか無料期間がないことになる。

例えば7月31日にBIGLOBEの退会手続きをし、同日にOCNの初回のネット接続もしたとする。

BIGLOBEは先述の通り、26日~末日の退会手続きは翌月末に完了となるため、8月31日に退会となる。

そのため、8月分までは月額料金が発生する。

OCNは7月31日に利用開始となるので、利用開始月は7月で無料期間は僅か1日だけ。

8月1日から課金となり、8月分から月額料金が発生する。

この場合、8月分はOCNとBIGLOBEの双方の月額料金が発生してしまうことになる。

手続きや接続時は日にちに注意していただきたい。

このような新旧プロバイダー両方の月額料金がかかるケースは避けたいため、私はBIGLOBEの退会手続きを2022年7月25日までに済ませ、8月1日にOCNで初めてのネット接続を行った。

これにより、BIGLOBEとの契約・ネット接続は2022年7月31日をもって終了し、OCNとのネット接続は同年8月1日から利用開始となった。

BIGLOBEからの請求は2022年7月利用分で終了し、OCNからの請求は同年9月利用分から開始となった(利用開始月の8月分は無料なので請求なし)。

双方のプロバイダーの仕組みを上手に利用することで、ネット接続ができなくなる期間が無く(乗り換え前のプロバイダーも月末の23時59分59秒をもって瞬時にネット接続が切断されるわけではない)、かつ8月分のプロバイダー利用料金を0円にすることが出来た。

一方、仕組みの解釈を間違えたり、手続きのタイミングを誤ってしまうとネット接続ができない期間が発生してしまうこともある。

自信がない方は、乗り換え先のプロバイダーとの契約を済ませ、ネット接続が完了してから現行のプロバイダーへの退会の手続きをオススメする。

この場合だとネットが使えない期間は確実に発生しない。

もし新しいプロバイダーとの接続が上手く行かなくても、現行のプロバイダーとの契約が残っているので、もとのプロバイダーの接続設定に戻せばネット接続できる。

ゴールデンウィーク・お盆・年末年始は申し込み窓口自体が休暇になったり、普通郵便も休むので会員証が届くまでに時間を要する。

申し込み前後に大型連休がないかチェック!

プロバイダーの乗り換え自体、現行のプロバイダーに不満でもない限りはあまり行うことではないと思う。

私がやったことは、かなりマイナーだし乗り換え理由もかなり少数派だ(自覚)

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