2020年2月27日木曜日

測定に時間がかかる体温計

記事公開日:2020年02月27日(木)


元々我が家にあった体温計は、1分前後で測定できる一般的なタイプだったが、長年使用していない間に故障してしまったようで全く使えなくなっていた。

家族が新しい体温計を買ってきてくれたので早速使ってみたのだが、なかなか測定完了のブザーが鳴らない。

一旦電源を落として再度電源を入れて測定・・・を何度繰り返しても一緒。

1~2分どころか、5分以上経過してもブザーが鳴らない。

これ初期不良じゃないの?測定に時間かかり過ぎるんだけど!

そう思いつつ説明書を読んでみて初めてわかったこと。

測定に時間がかかるタイプの体温計だった。

口の場合は5分以上、ワキの場合は10分以上と書かれていた。

こんな体温計は初めてだ。

調べてみたところ、体温計は大きく分けると「実測式」と「予測式」の2つあるそうだ。

表示タイプ(デジタル表示・水銀式)や測定部位(ワキ・口・耳・おでこ)、防水・非防水(防水対応の場合は水洗い可能)などの種類があることは知っていたが、計測方法まで種類があるとは知らなかった

以下、オムロンヘルスケア株式会社出典のものを参考。

【実測式】
体温計に伝わる熱を忠実に表示するタイプ。正しく測定するためには口の場合は5分以上、ワキの場合は10分以上要し、JIS(日本産業規格)で規定されている。

【予測式】
検温開始からの温度と湿度変化を、分析・演算し約10分後の体温を予測し表示するタイプ。予測式体温計は、実測検温機能も搭載されている。

家族が買ってきたのは実測式タイプの体温計で、以前使っていた方は1~2分で測定できたので予測式タイプだったことがわかった。

大半の人は短時間で測定できる予測式タイプの方を使っているのでは?

予測式タイプは実測式の機能も搭載されているので、実測式専用タイプよりは良いと思う。

どうやら家族は割引価格で安く売られていたことと、行きつけの内科医が「1分ほどで測定できる体温計より、10分以上かけて測定するタイプの方がより正確な体温が測定できるよ!」と言っていたのを覚えていて、あえて実測式タイプを選んだようだった。

事前に予測式タイプにも実測式機能があることを知っていれば、確実に予測式を選んだだろう。

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