2025年11月16日日曜日

大阪メトロのホームドア設置状況【鉄道】

記事公開日:2024年12月25日(水)
最終更新日:2025年11月16日(日)


大阪メトロ(旧大阪市営地下鉄)の可動式ホーム転落防止柵(ホームドア)の設置状況は以下の通り。


【御堂筋線】
2021年度に全駅完了(相互乗り入れ先の北大阪急行電鉄も全駅完了)
20駅

(江坂・東三国・新大阪・西中島南方・中津・梅田・淀屋橋・本町・心斎橋・なんば・大国町・動物園前・天王寺・昭和町・西田辺・長居・あびこ・新金岡・北花田・なかもず)
整備期間:2015年2月14日〜2022年3月5日(心斎橋駅・天王寺駅は2015年度、江坂駅・新大阪駅〜梅田駅・なかもず駅は2020年度、その他の駅は2021年度に運用開始)


【谷町線】
2025年度末までに全駅で運用開始予定
運用中17駅 / 全26駅(残り9駅) 設置率:約65.4%

(大日・守口・太子橋今市・千林大宮・関目高殿・野江内代・都島・天神橋筋六丁目・中崎町・東梅田・南森町・天満橋・谷町四丁目・谷町六丁目・谷町九丁目・四天王寺前夕陽ヶ丘・天王寺)
2025年11月下旬:阿倍野駅運用開始予定
2025年12月上旬:文の里駅運用開始予定
2025年12月中旬:田辺駅運用開始予定
2026年1月中旬:駒川中野駅運用開始予定
整備期間:2020年2月1日〜(東梅田駅は2020年度に運用開始、その他の駅は2025年度末までに運用開始予定)


【四つ橋線】
2024年度に全駅完了
11駅

(西梅田・肥後橋・本町・四ツ橋・なんば・大国町・花園町・岸里・玉出・北加賀屋・住之江公園)
整備期間:2021年11月20日〜2025年3月22日(西梅田駅・大国町駅は2021年度、その他の駅は2024年度の運用開始)


【中央線】
2024年度に全駅完了(相互乗り入れ先の近畿日本鉄道けいはんな線は未整備だが、全駅に転落防止対策のホームセンサーを設置済み)
15駅

(夢洲・コスモスクエア・大阪港・朝潮橋・弁天町・九条・阿波座・本町・堺筋本町・谷町四丁目・森ノ宮・緑橋・深江橋・高井田・長田)
整備期間:2024年3月9日〜2025年1月19日(夢洲駅は開業時より整備)


【千日前線】
2014年度に全駅完了
14駅

(野田阪神・玉川・阿波座・西長堀・桜川・なんば・日本橋・谷町九丁目・鶴橋・今里・新深江・小路・北巽・南巽)
整備期間:2014年4月26日〜12月13日


【堺筋線】
2023年度に全駅完了(相互乗り入れ先の阪急電鉄京都線・千里線は整備計画はあるが、現時点では未整備)
10駅

(天神橋筋六丁目・扇町・南森町・北浜・堺筋本町・長堀橋・日本橋・恵美須町・動物園前・天下茶屋)
整備期間:2020年2月29日〜2023年3月5日(堺筋本町駅は2020年度、その他の駅は2023年度に運用開始)


【長堀鶴見緑地線】
2011年度に全駅完了
17駅

(大正・ドーム前千代崎・西長堀・西大橋・心斎橋・長堀橋・松屋町・谷町六丁目・玉造・森ノ宮・大阪ビジネスパーク・京橋・蒲生四丁目・今福鶴見・横堤・鶴見緑地・門真南)
整備期間:2010年7月7日〜2011年10月31日(門真南駅以外は2010年度、門真南駅は2011年度に運用開始)


【今里筋線】
2006年度に全駅完了
11駅

(井高野・瑞光四丁目・だいどう豊里・太子橋今市・清水・新森古市・関目成育・蒲生四丁目・鴫野・緑橋・今里)
整備期間:2006年12月24日(開業時より全駅で運用開始)


【ニュートラム(南港ポートタウン線)】
1981年度(初期開業区間)・1997年度(延伸区間)に全駅完了
10駅

(コスモスクエア・トレードセンター前・中ふ頭・ポートタウン西・ポートタウン東・フェリーターミナル・南港東・南港口・平林・住之江公園)
整備期間:1981年3月16日〜1997年12月18日(中ふ頭駅〜住之江公園駅は1981年3月16日の開業時より、トレードセンター前駅・コスモスクエア駅は1997年12月18日の延伸開業時より運用開始)


【全体】
運用中125駅 / 全134駅
設置率:約93.3%
全駅設置完了まであと9駅

*2025年1月19日(日)開業の中央線夢洲駅を含む。

2025年11月9日日曜日

デジタル資料・博物館・美術館のリンク集

記事公開日:2025年09月13日(土)
最終更新日:2025年11月09日(日)


文化財・アート作品・各種資料など、インターネット上で無料で鑑賞・閲覧できるサイトのリンク集。随時追加。

*Google Arts & Culture
https://artsandculture.google.com/
世界中の提携美術館・博物館・アーカイブ・文化機関などの作品・資料を公開。

*オンライン美術館「HASARD」
https://wam-hasard.com/
「誰でも」「いつでも」「無料で」アートを楽しめるがコンセプト。

*デジタル大阪ミュージアムズ
https://dom.ocm.osaka/
大阪市立の6つの博物館・美術館の収蔵資料を公開。

*大阪バーチャル美術館
https://www.enoco.jp/
大阪府が所蔵する美術作品を公開。

*大阪ミュージアム
https://www.osaka-museum.com/
大阪府の歴史的な町並みや自然などの魅力を「ミュージアム」に見立てて情報発信。

2025年10月31日金曜日

シード系の餌からペレット食へ切り替えたセキセイインコの話【日記】

記事公開日:2025年10月16日(木)
最終更新日:2025年10月31日(金)


セキセイインコ(こちら)を飼っている。

鳥の餌といえば、こちらのような 植物の種子系の餌を想像する人が多いだろう。

このような餌はシード系と呼ばれる。

シード系の餌にプラスして補助食を与える飼い主が多い。

補助食は栄養価を補う目的や、人間で言うデザート的な目的などで使われ、様々な種類が出ている。

著者は某鳥専門病院に通っているが、そこの主治医の話ではシード系の餌だけでは栄養価は不十分で、特にカルシウム・ミネラル・ビタミン類が不足しがちになるそうだ。

なのでシード系の餌が主食の場合は補助食は必要不可欠。

補助食として割とよく使われるのが「ネクトン」(こちら)と呼ばれる粉末状のビタミン剤で、まるで万能薬のように多くの飼い主が重宝していて、うちの鳥専門医も認めている製品。

湿気に弱く、すぐ変色するので保管上の難点はあるが、餌に直接ふりかけたり飲み水に混ぜたりできるので使い勝手が良い。

主治医によると、本当はシード系の餌よりもあらゆる栄養成分が凝縮されたトータル的なペレットがほとんどの栄養価を補え、それを与えているだけでほぼカバーできるのでベストとのことだ(栄養価がトータルではないペレットも一部にあるとのことで成分確認は必須)。


著者が通う鳥専門病院ではラウディブッシュ社(こちら)とハリソン社(こちら)、黒瀬ペットフード社(こちら)のペレットが販売されていた(通院歴のある人にのみ販売)。

主治医自身も鳥を飼っていて、ご自身の飼い鳥に使っているのはハリソン社のものだと教えてもらった。

ペレット食は言うまでもなく凝固された粒状のもので(中には粉末状のものもある)、犬や猫など他の動物の餌でもあるのでイメージできると思う。

鳥専用のペレットが売られているのだ。

鳥は低温環境下や羽の生え変わり時期(換羽期)に体力を多く消耗し、特にこれらのタイミングが重なりやすい冬場は要注意。

保温をしっかりしていても、栄養価が不足した状態だと当然免疫が落ち、体調不良や病気になりやすくなる。

そういう状況にならないためにもペレット食でトータルケア。

ペレット食は栄養価が揃っている分、シード類より価格が高いが、健康への投資だと思って切り替える意味は十分あると思う。

人間と同様、特に高齢になればなるほど通院の機会が増える。

健康を維持することで、健康診断以外で通院する回数を減らせると思う。

通院が長引けば数万円とかかるので、それに比べたらペレット食の価格なんてはるかに安い。


じゃぁペレット食に切り替えれば良いね!

ただ現実はそんなに容易ではなく、ひなの頃に覚えた味を主食とする子が多いため、ある程度成長した子にペレットを与えても食べない子がかなり多い。

これから鳥を飼うことを考えている方は、是非ひなの挿し餌のうちからペレット食(ひなの間は粒状ではなく粉末タイプ)を与えて味を覚えさせることをオススメする。

主治医によると、味もペレット食よりシード食の方が鳥には美味しく感じるらしく、両方の味を知っている鳥ならシード食の方へ傾くだろうとのこと。

ただ成長した鳥についても諦める必要はなく、最初は主食とする餌にペレットを混ぜるところから始めれば良いと思う。

いきなり主食並みに入れてしまうと警戒する子もいるため、あくまで主食の補助で少し混ぜる程度に。

警戒心の強い子は、これまでの餌とペレットを別々の容器にして入れるのもありだろう。

ペレットだけ見事に食べ残したり、わざわざ餌入れの外に放り出す子もいるが、気長に継続することが重要。

ペレットを粉砕し、先述の「ネクトン」のように粉末状にして主食の餌にふりかけるのも有効だと思う。

粉末状にすると、主食の餌を食べた時に少なからずくっついて口に入る。

それを繰り返しているうちに味を次第に覚え、徐々に慣れて移行に成功する可能性がある。

粉砕ペレットをふりかけられること自体拒絶する子もいるため、その場合は別々の容器に。

何しか、様子をよく観察しながら慎重にゆっくりと与えることが重要。

ストレスを感じやすい繊細な子など、あまりにも拒絶が激しく普段の餌の摂取量が減るなど悪影響が出た場合は、安定して栄養を摂ることが最優先のため、しばらくペレット食を入れること自体を止める選択も必要(ペレットでなくても、ちょっと餌の内容が変わっただけで食いつきが悪くなる子は実際にいる)と思う。

主治医からの助言はあまりコロコロと品種や餌の内容を変えるのは良くないとのこと。

せっかく味を少しずつ覚えようとしているのに変えてしまうと混乱・ストレスになったり、余計に警戒して手を付けなくなってしまう可能性があるという。

特に注意すべきことは、開始当初からいきなり主食を取り除き、すべてペレット食だけにするというのは絶対に!絶体に!しないこと!

ペレット食だけにすれば、必要に迫られて食べるのではないか?と思われる方もいると思うが、鳥専門医によるともちろん個体差はあるが、そんな状況下になっても嫌いな餌や味を知らない餌は一切食べない子もいるとのこと。

たまたま見つけたが、ヤフー知恵袋(こちら)にペレット食に切り替えようとシード食をストップさせた結果、餓死させてしまったという悲痛な報告があった。

このような事例が実際にあるようなので、ペレットを食べるようになるまでは、あくまで主食に少しずつ補助する程度に与えること。

前述の通りあまりにも拒絶し、これまでの餌の摂取量も減るようなら、「しばらくペレット食を入れること自体を止める」という選択肢もありと思う。

セキセイインコが1日に摂取しないといけない最低限の餌の量は体重の10%。

体重が30〜35gの子だと3.5〜4gは摂取しないといけない。

まったく餌を口にしていないとあっという間に体重が減少し、健康のためにペレット食に切り替えるはずが逆行することになる。

また一見ペレットを食べているように見えても、実際は餌入れの外へ放り出したり、突っついて砕いて撒き散らしているだけだったということもよくあるため要観察!

与える前に餌のg数を測り、数時間おきに減っているか測定し、餌入れの外へ放り出していないかも確認。

さらには1日1〜2回程度、体重も測るようにすれば確実。

体重の変動がなければ最低限は摂取できている、増えていれば確実に摂取できていると言える。


うちは3〜6カ月かけて少しずつシード類からペレット食の移行に成功した子もいれば、1週間で移行できた子もいる。

これは本当に個体差であり、実際に移行を始めてみないとわからない。

ちなみに1週間で移行できた子は、我が家では最年長となる6歳を超える子(メス♀)。

以下の動画の子がそう(ペレット食へ移行中の様子を収録したものではないのでご了承を)。

URL:https://www.youtube.com/playlist?list=PL0KSoE1ZIKXHpCxIbnOpZSXUgepFd8rZQ


6歳になるまではシード類と補助食しか与えてこなかった。

さすがに開始2日間は一切ペレットに手を付けず、主食のシードだけを口にしていた。

粉末状にして主食に混ぜる形に変えたら、やや戸惑い?警戒?しつつも4日目から少しずつ食べるようになった。

意外と好みの味だったのか、受け入れざるを得ないと思ったのか、5日目に少しペレットの量を増やしてみたらゆっくりながらも食べるようになり、6日目にはさらにペースが上がってきたので分量を増やした。

7日目にペレット食だけを入れて様子を見たら、従来のシード類と同様のペースで完食したので、8日目以降ペレット食のみを継続。

順調に食してくれたので1週間で移行が完了した。

これには驚いたが、やはり個体差があり実際に始めてみないとわからない。

とにかく気長に継続すること!

1週間で切り替えに成功した子はもともと食いしん坊で、あらゆる食べ物に関心を持つところがあった。

我々飼い主が何か食べ物を手に持っていたり、口をモグモグさせていると鳥カゴの柵にしがみつき、鳴いてアピールしたり関心を持って寄ってくる。

超食いしん坊だった点が幸いしたのかもしれない。

同じような状況の子は移行が早いかもしれないので、是非少しずつ段階を踏んで切り替えにチャレンジしていただきたい。

うちで与えてみたペレットは、「ラウディブッシュ社のデイリーメンテナンス・二ブルズ」(こちら)と、「リトルバードセレクション セキセイインコ用」(こちら)というもの。

これらのペレットがオススメということではなく、このメーカーのペレットだから食いつきが良い!というわけでもない。

そこも個体差があり、好みの味は与えてみないとわからない。

著者が使っているペレット以外にも様々なペレット(こちら)が出ているので、内容確認の上でお探しになることをオススメする。

そして一度選んだら、前述の通り短期間にむやみやたらにペレットの種類を変えないこと。

状況を要観察しながら、気長に少しずつシード類からペレット食へ移行してみてはいかがだろうか。